桜祭り・俵津文楽公演 平成30年3月25日(日) 13:30~15:30
会場:俵津文楽会館
演目 ・寿二人三番叟(ことぶきににんさんばそう)
演目 ・生写し朝顔日記(しょううつしあさがおにっき) 『宿屋の段』
演目 ・生写し朝顔日記(しょううつしあさがおにっき) 『大井川の段』
桜祭り・俵津文楽公演 平成29年3月26日(日) 13:30~15:30
会場:俵津文楽会館
演目 ・絵本太功記十段目(えほんたいこうきじゅうだんめ) 『尼崎の段』
演目 ・傾城恋飛脚(けいせいこいびきゃく)『新口村の段』(にのくちむらのだん)
桜祭り・俵津文楽公演 平成28年3月27日(日) 13:30~15:30
会場:俵津文楽会館
演目 ・伊達娘恋の緋鹿の子(だてむすめこいのひがのこ) 『火の見櫓の段』
演目 ・摂州合邦辻(せっしゅうがっぽうがつじ)『合邦住家の段』
桜祭り・俵津文楽公演 平成27年3月29日(日) 13:30~15:30
会場:俵津文楽会館
演目 ・伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ) 『御殿の段』『政岡忠義の段』
演目 ・恋飛脚大和往来(こいびきゃくやまとおうらい)『新口村の段』
桜祭り・俵津文楽公演 平成26年4月6日(日) 13:30~15:30
会場:俵津文楽会館
演目 ・傾城阿波の鳴門 八段目『巡礼歌の段』
◎配役 太夫 篠川 一楽 三味線 山下 美子文 古谷 雅文
人形 お弓 浜田 又治 東 初美 宮本 和見
お鶴 黒田 光世 山下 貞子 宇都宮 良子
演目 ・絵本太閤記 十段目『尼崎の段』
◎配役 太夫前半 中村 祐重 三味線 宇都宮 美代文
太夫後半 伊井 喜楽 三味線 古谷 雅文
人形 母(さつき) 永山 ナカ子 宇都宮 良子 黒田 光世
妻(操) 原田 兼章 東 初美 尾下 邦榮
嫁(初菊) 上甲 恵 山下 貞子 三好 公恵
真柴 久吉 酒井 孫三郎 網干 健二 酒井 一樹
武智 光秀 三好 俊一郎 浜田 又治 小浜 稔章
武智 十次郎 浅井 裕史 田中 清一 浜田 直浩
傾城阿波の鳴門『巡礼歌の段』阿波藩のお家騒動に絡んで、盗まれた主君の刀を詮議するため、阿波の十郎兵衛・お弓は名をかえ、盗賊に身をやつし、大阪玉造に隠れ住んでいる。お弓が一人で留守番をしている処へ飛脚が手紙を届けます。【それは十郎兵衛ら盗賊の悪事が露見し捕らえられた者もある、早く立ち退け】との仲間からの知らせでした。未だに『国次の刀』が見つかるまでは・・・と神仏に願いをかけるのでした。 |
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そこへ、巡礼姿の娘・お鶴がはるばる阿波から父母を訪ねて来ます。我が子と解り今直ぐ抱きしめ母と名乗りたいおもいにかられながらも、盗賊の罪が娘に及ぶ事を恐れたお弓は親子の名乗りをする事ができません。心を鬼にして国へ帰る様諭しますが、母の面影も知らぬお鶴にはなぜかお弓が母のように懐かしく感じられて、このまま此処に於いてくれと頼みます。そんないじらしい言葉を聞くお弓の胸は悲しみで張り裂けそうになりますが、泣く泣くお鶴を追い返します。戸外からはお鶴が哀しい声で歌う巡礼歌が聞こえて来ます。それも次第に遠のいて行くと、お弓はこらえきれずにその場に泣き崩れるのでした。しかし、いま別れてはもう合えぬと思い直したお弓は、急いでお鶴のあとをおいかけるのでした。 |
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絵本太閤記十段目『尼崎の段』主君小田春長を討った息子(光秀)を許す事が出来ず老母(皐月)は尼崎に隠居しておりました。光秀の妻(操)は息子(十次郎)の許嫁(初菊)を連れて見舞いに来ます。そこへ十次郎も初陣の挨拶に訪れ戦場へと向かいます。 |
旅の僧に身を変えた久吉の跡をつけて来た光秀は、久吉と間違えて皐月を槍で刺してしまいます。操も初菊も驚いて飛び出して来ます。皐月は主殺しの報いだと光秀の非を説きます。操も涙にむせび名がら、夫に翻意を進めかき口説きますが、光秀の心は変わりません。そこへ深手を負った十次郎が帰り、敗戦の模様を物語ると、祖母の重体を知り、一緒に死んで行くと言います。さすが剛毅な光秀も一家を襲った不幸に耐えきれず涙をこぼすのでした。こうした間に四方は久吉の軍に囲まれ、陣羽織姿の久吉が現れ、はやる光秀を制して、山崎で決戦を約束して別れます。 |
桜祭り・俵津文楽公演 平成26年4月6日(日) 13:30~15:30 会場:俵津文楽会館
演目 ・傾城阿波の鳴門 八段目『巡礼歌の段』
・絵本太閤記 十段目『尼崎の段』
懸命な練習風景 平成26年3月10日(月)
全員が生徒であり先生である見学にも自ずと熱が入る。 |
手足先、頭の傾きにまで注意が入る。 |
全て感覚勝負伝承文化の難しさ、改めて実感。 |
たまにはVTRを参考に |
指導は続く。芸術に満点など無い。 |
ひたすら繰り返す。伝承文化継承の極意 |
ベテラン達の会話 |
指先の妙! |
足の運びに注目。舞台狭しと駆け回る |
背中で物語る |
本日の練習は終了。講演迄、週3日から4日のペースでの練習になります。4月6日大勢のご観覧心よりお待ち致しております。 |
2013年10月12日(土)朝日カルチャーセンター義太夫教室・俵津文楽
合同公演会 於:俵津文楽会館
御所桜堀川夜討(ごしょざくら ほりかわ ようち)
『弁慶上使の段』
源義経の正室卿の君は、懐胎中のため乳人侍従太郎の館に静養している。卿の君は源氏の敵、平家の一族で、平時忠の娘である為、義経も時忠と心を合わせ源氏に仇討ちするのではなかろうかと、兄頼朝に疑われる。
頼朝は『もし謀反の心なければ、卿の君の首をはねて渡せ』と弁慶を上使として、侍従太郎の館へ差し向ける。弁慶は上使を命ぜられたが、主君の奥方の首を討つには忍びず、誰かを身代わりにしようと考え、卿の君の腰元信夫に身代わりを頼む。
名乗りたい心を抑え、一思いに刺し殺してあいまう。信夫はおわさの行く末を侍従夫婦に頼み、自分の供養も頼んで死ぬのであった。弁慶はおわさに、其の時の男は自分であると片袖を見せ、信夫を身代わりにした事を悔やみ男泣きする。侍従太郎も腹を切り、首を二つ差し出せば、頼朝も偽物とは思うまいと言い残して弁慶に首を討たせる。
伊達娘恋緋鹿子(だてむすめ こいの ひがのこ)
大火に類焼した八百屋久兵衛の娘お七は、避難先の寺小性、吉三郎と恋仲になってしまう。店の再建なって別れた後も思いはつのるばかりで・・・。一方、吉三郎は紛失の剣のために今宵限りの命となり、こっそりとお七に暇を告げにきます。
吉三郎の命を助けるためにお七は常識では考えられない行動をとる。さて恋する二人の運命は・・・。